行徳地区の治安に好転のきざし?

(2004年12月13日)

グラフ: 行徳警察署管内の犯罪発生件数の推移(市川市・防犯対策課のホームページより)
グラフ: 行徳警察署管内の犯罪発生件数の推移
市川市・防犯対策課のホームページより)

行徳警察署管内における刑法犯の認知件数は、ことし11月末現在で4700件、1日平均では14〜15件。前年比で、128件・2.8%の微減となっています。

増加の一途をたどっていた犯罪件数は、2002(平成14)年の5847件がピークで、昨年(2003年)は5304件に減少。ことしは、最終的に5100件程度と、さらに減少することが期待されています。

自主防犯活動の成果か
市は防犯対策課を新設

上記の速報値は、12月7日(火)に行徳公民館(末広1丁目)で開催された、市川市行徳防犯協会による「防犯会議」の来賓あいさつのなかで、行徳警察署が明らかにしたものです。

特筆すべきは侵入盗犯の減少で、前年比で6割減。空き巣も4割以上減っていて、地域住民による自主防犯活動の成果のほかには、好転の要素がなかなか見あたらないとのこと。一方、犯罪件数を押しあげているのは自転車盗で、100%の増加率となっています。

市川市では、行政と住民、警察ほか各種関係団体との連携・協働により地域の防犯力を向上させることが必要との判断から、ことし4月、市民生活部に防犯対策課を設置。行徳公民館(支所2階)にも分室を置き、行徳防犯窓口(電話359-1254)を開設しました。

参考: 
市川市・防犯対策課のホームページ

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