(2004年10月11日)
過去最大級の勢力で10月9日夕方、東日本に上陸した台風22号は、9日から11日にかけての三連休に集中していた行徳の秋祭りの日程に大きな影響をあたえました。
本塩(ほんしお)と本行徳(ほんぎょうとく)1丁目から4丁目の五ヶ町(ごかちょう)祭礼では、9日に予定されていた宵宮を中止。10日の本祭は予定どおり挙行されいてます。
くもり空ながら台風一過となった日曜日、“日本一”を自称する五ヶ町の神輿が、揉(も)み手の威勢のいいかけ声とともに行徳街道をねり歩きました。
行徳五ヶ町の氏神である豊受神社(本塩)の大祭は3年にいちど挙行され、ことしは9日(土)に宵宮、10日(日)に本祭が予定されていました。あいにく関東地方への台風直撃で、本祭前日の午後6時から予定されていた演芸会などのプログラムは中止となりましたが、翌日午前3時の触太鼓(ふれだいこ)にはじまる本祭は決行されました。
本塩自治会のホームページによると、神輿は本行徳1丁目の行徳神明社で御霊遷式(みたませんしき)の神事を行った後、下新宿(しもしんしゅく)の稲荷神社へと渡されます。稲荷神社を出ると、その後、本行徳1丁目、2丁目、3丁目、4丁目、さらに本塩へ渡御(とぎょ)し、最後にまた神明社へ戻ります。
本塩の豊受神社の周辺には出みせがならび、おまつりの雰囲気を盛りあげます。午後に入って、神輿が本塩に渡されたあとはひと出も増え、夜半の御霊納式(みたまのうしき)にかけて最高潮をむかえて祭礼のいちにちが終わりました。
参考:
「本行徳五ヶ町本祭情報」(本塩自治会のホームページより)
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