春日神社祭礼、3年ぶりの“獅子”の舞い

(2003年10月13日)

写真は高く持ちあげて向かいあわせる雌雄の獅子3年にいちどの春日神社(妙典3丁目)の祭礼が、10月12日(日)に執りおこなわれました。

このまつりで担がれるのは、伝統ある雌雄一対の“獅子”。140年以上まえの安政年間の作といわれています。

ことしも、雨あがりの空のもと、多くのひとの行列を引きつれて、獅子がまちをねり歩きました。

宙を舞う獅子
サティまえに見物のひとだかり

春日神社祭礼(本まつり)は、妙典3丁目自治会が中心となって運営。まつり当日は、「獅子」(高校生以上)のほかに、「御輿」(中学生・小学高学年によるこどもみこし)、「山車」(小学低学年・幼稚園によるだしの綱ひき)が行列を組むものの、参加者の減少が悩みのタネのようです。

「獅子」の渡御(とぎょ)は午後1時に開始され、妙典1・2丁目自治会との境界で「手打ち」のあと、6時間ほどをかけて3丁目域内をまわります。妙典駅の開業に合わせ、前回(2000年)からはサティと駅周辺も順路に加えられました。

妙典中央通りに行列がさしかかり、獅子を持ちあげて宙に浮かせたりふたつの獅子を向きあわせたりする、威勢のいい舞いがはじまると、周囲の歩道にはひとだかりの山。車でたまたま通りかかったひとも、突然の交通整理におどろきながらも、まつり囃子に聞き入って行列がすぎるのを待っていました。

写真はこどもたちが引っぱる山車の綱とこれにつづく行列

参考: ことしのまつりの詳細なレポート (『行徳雑学館』より)
前回(2000年)のまつりの写真 (『市川妙典』にある「妙典の散歩」のページより)

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