妙典公園のらくがき消し、市が予算措置

(2005年4月25日)

写真: 4月の予算措置により落書きが消された妙典公園の壁面妙典公園(妙典6丁目)のらくがきが最近また増えています。かつて住民ボランティアが削りおとしたコンクリート壁面に、その努力を無にするかのようなみにくいらくがきがうわ塗りされ、市川市ではそのいちぶを消すための予算措置をとりました。

2005年度の予算獲得が実現
今後も壁面洗浄などを継続

地元ボンティア団体の八ツ手グループとガーデナヴィル市川妙典自治会では、公園のらくがきが目にあまることから市に協力を要請し、2002年から翌年にかけてらくがき消しを実施。多くの周辺住民の参加を得て、グランインダー(電動やすり)でコンクリートの表面を削りおとし、公園がわと河川敷がわの大部分のらくがきを消しました。

しかし、昨年10月ごろからふたたびらくがきがはじまり、妙典公園を管轄する行徳支所・地域整備課(2004年4月設置)には「公園正面の目だつ場所だけでもどうにかならないか」との要望が寄せられていました。ガーデナ自治会からは「グラインダーによる壁削りを再開」との声もありましたが、いちど表面を削っていることから市が難色を示し、ペンキ塗装したばあいの業者見積もりをとって予算要求をつづけていました。

今回、2005(平成17)年度の予算措置が実現したことから、いちばん目だつ部分のペンキ塗装を業者に発注。今後も、特殊洗浄剤によるらくがき消しや特殊コーティングによるらくがき防止などの実験を継続し、「今年度中に、予算の範囲内で、いろいろな方法で対策を講じたい」としています(地域整備課・公園担当)。

写真: 公園裏がわにもあらたならくがきが増えている

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