(2004年3月15日)
4月1日から施行される市川市「市民マナー条例」により、妙典駅周辺は「路上禁煙地区」となります。
禁煙地区に指定されるのは、JR総武線の市川、本八幡、東西線の妙典、行徳、南行徳の各駅周辺。先月からチラシ配布や看板設置、路面シート表示などの準備がすすんでいます。
「市民等の健康と安全で清潔な生活環境の保持に関する条例」(市民マナー条例)は、昨年9月の定例市議会で提案され可決したもの。禁煙地区内での路上喫煙には「1万円以下の過料」(当面は2000円)が科せられます。
東京都千代田区では、2002年10月に全国ではじめて違反者に過料(2000円)を科す「生活環境条例」を施行。秋葉原、神田の駅周辺など計8か所を禁煙地区に指定しニュースなどで大きくとりあげられました。秋葉原西口付近の4地点でタバコ吸い殻のポイ捨てを定点観測したところ、条例施行まえは995本だったものが、1か月の注意期間終了後は38本、9か月後には16本と激減。2003年8月には、東京駅周辺を中心に指定地区を拡大しました。
市民マナー条例では、指定地区の禁煙のほか、公共の場所(道路・公園・広場・水路など)における吸い殻や空きカンなどゴミのポイ捨てと、イヌのフンの放置、配布したチラシの放置も禁止されます。これらの行為には、過料は科せられないものの、指導または勧告、措置命令が出されることになり、措置命令にしたがわないときは氏名等が公表される罰則が適用されます。
参考:
市川市「市民マナー条例」のホームページ
千代田区「生活環境条例」のホームページ
関連ニュース:
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