(2003年11月10日)
小宮山公園(妙典5丁目)で、11月9日(日)、「秋のクリーン運動」が実施されました。
クリーン運動は、春・秋の年2回、妙典南自治会が呼びかけているもの。
公園を出発点として、妙典4〜6丁目の道路を5グループに分かれてゴミを拾って歩くと、用意したゴミ袋がつぎつぎと一杯になっていきました。
ゴミ拾いで目だつのは、タバコの吸いがらや空きカンがいたるところにポイ捨てされていることです。
市川市では、ことし9月の議会で「市民マナー条例」が可決され9月22日に公布されました。この条例が実施される2004年4月1日以降、妙典駅周辺が「路上禁煙地区」となるほか、吸いがらや空きカンを公共の場所に捨てることは禁止行為となり、違反者は1万円以下の過料(当面は2000円)をとられるばあいがあります。
公共の場にゴミを捨てないという暗黙の“マナー”が守られない昨今、マナー条例などにより罰則をともなう“ルール”として明文化する事例が全国で増えています。こうした時代であればなおのこと、クリーン運動などを通じてマナーの向上と浸透をねがう、住民の意思表示が重要な意味あいを持つようになるといえるでしょう。