(2003年12月15日)
12月7日(日)の午前9時から、恒例となった妙典公園周辺のゴミ拾いがおこなわれました。
「妙典公園美化運動」は、地元ボランティアの「八ツ手グループ」と公園に隣接するマンション「ガーデナヴィル市川妙典」の自治会が中心となってすすめているもの。
2001年のなかばから本格的にはじめられた公園清掃やらくがき消しなどの美化運動は、足かけ3年目に突入。息の長いボランティア活動として定着してきたといえそうです。
ガーデナヴィル市川妙典自治会(妙典6丁目)によると、今回集まったゴミは少なめだったものの「タバコの吸い殻と空きカンがあい変わらず多いほか、サーフボードやバッテリーという明らかな不法投棄が見つかっている」とのこと。また、昨年も12月にはゴミが少なかったものの、大晦日から元旦にかけて公園で夜明かしする若者などがいて、正月早々ゴミの山ができていたそうです。
ガーデナ自治会では、2001年7月にはじめてマンション居住者にポスターなどで呼びかけて、ゴミ拾いを実施。9月に第2回を実施したあと、3か月にいちどのペースで美化運動を実施してきました。また、ほぼ同時期に八ツ手グループ(当時は「パイオニアグループ」)も、妙典1〜3丁目在住のメンバーを中心に、毎月第1日曜日に公園清掃を開始。以降、合同でゴミ拾いや公園壁のらくがき消しなどにとり組んできました。
八ツ手グループによると、「妙典公園のゴミ拾いは、雨で中止のときを除いて毎月実施してきた。ただし、最近は白妙公園の方がよごれがひどい」とのこと。妙典駅前の白妙公園(富浜1丁目)でも、昨年から年に4回の清掃活動をはじめたそうです。
地元住民による公園清掃などのボランティア活動は、市・公園緑地課が奨励していることもあり、市内各地で活発におこなわれているようです。とくに12月7日は自治会などによる公園清掃が集中したようで、「妙典公園のゴミ収集は、いつもは翌日来てくれるのに、今回は火曜日まで待ってほしいと言われた」とも(ガーデナ自治会)。ゴミの量をまず減らすための工夫が求められているのかもしれません。