(2004年9月20日)
環境省の発表によると、全国の市町村が分別収集したペットボトルの回収率は48.5%と5割にせまり、年々着実な伸びをみせています。市川市内でも、プラスチック製容器包装類の回収率は54%にのぼり、12分別の効果があらわれてきたといえそうです。
環境省は、容器包装リサイクル法にもとづく市町村の分別収集および再商品化について、2003(平成15)年度の実績をまとめました。8月25日に発表された調査結果によれば、ガラス製容器、ペットボトル、スチール缶、アルミ缶などの資源物は90%以上の市町村で分別収集が実施され、リサイクル制度が着実に浸透してきています。
一方、2000(平成12)年4月からあらたに対象品目として追加された、ペットボトル以外のプラスチック製容器包装類と、紙製容器包装類については、分別収集量は毎年大きく伸びているものの、実施市町村数はそれぞれ53.4%および23.7%と、まだ半数に至っていません。
市川市では、2002年10月にゴミの12分別収集を開始しました(それまでは5分別)。ペットボトルをふくむプラ容器包装類の分別はかなり浸透してきたといえ、2003年度の資源回収率は54%。資源物全体の回収量も、2002年度の5204トンから2万3065トンへと4倍以上増加しています(「広報いちかわ」2004年6月26日号)。
市・リサイクル推進課では、A4判32ページの冊子「ごみ分別ガイドブック」を制作し市役所窓口や自治会などを通じて配布しました。この冊子の内容は、環境清掃部のホームページからPDFファイルでダウンロードすることもできます。
参考:
環境省のホームページ
財団法人日本容器包装リサイクル協会のホームページ
市川市・環境清掃部のホームページ
市川市ゴミの分類一覧表「このごみ、どうやって出すの?」
関連ニュース:
10月1日からパソコンのリサイクル制度開始(2003年9月29日)
市川市のゴミ収集、5分別から12分別に変更(2002年10月4日)