（2004年6月14日）
コンビニエンスストアでの郵便や宅配便のあつかいは、サービスの幅がさらに広がり便利になってきました。
妙典周辺では、サンクスとローソンに店内郵便ポストがすでに設置されています（写真は妙典2丁目のサンクス妙典北口店）。また、セブンイレブンはいちぶの店舗でヤマト運輸の「メール便」のとり扱いを開始し、今後の全国展開が期待されます。
日本経済新聞によると、ヤマト運輸はセブンイレブンと提携し、5月31日から東京都内のいちぶ店舗でメール便の受けつけをはじめました。ミニストップとスリーエフも準備がととのい次第とり扱いを開始する予定で、3社ともことし夏をメドに全店での展開を計画。さらに、ファミリーマートも今後のとり扱いを検討中とのことです（6月1日付け。「NIKKEI NET」にも参考記事）。
一方、日本郵政公社は、シーアンドエスグループのサンクスとサークルケイの2社と提携。店内郵便ポストの設置を、ことし4月1日から全国に拡大しました。これに先だち、ローソンでは2003年1月1日から全店舗内に郵便ポストを設置済み。今後、エーエム・ピーエムとデイリーヤマザキとの提携も強化する計画を打ちだしています。
ただし、メール便は資料やパンフレット、書籍などを送れるものの、郵便法第5条規定の「信書」（はがき・手紙類）は扱えないなどの制限があるので注意が必要です。また、店内郵便ポストは集荷回数が少ないため、「郵便局の集荷時間に間にあわないと、屋外の郵便ポストに出した方が早いばあいもある」とのこと（ローソン市川末広2丁目店）。サービス内容の拡充には、もうすこし時間がかかりそうです。
関連ニュース：
妙典6丁目のローソン閉店、郵便ポストも撤去（2003年1月24日）