(2004年12月6日)
台風並みの勢力をもつ低気圧が、12月最初の週末となった4日(土)夜から5日(日)朝にかけて、関東地方を通過。全国的に記録的な強風の被害をのこしたあと、南風が吹きこんだ影響により各地で「夏日」を観測するなど、異常な師走の幕あけとなりました。
この11月、妙典小学校(妙典2丁目)まえのスーパー堤防に植樹されたサクラ並木では、比較的あたたかい気候のせいか狂い咲きする幹も出現。同時に、強風でかたむいた幹もあり、多難な“スタート”となっています。
低気圧が抜けたあと5日午前中から気温が上昇。東京・千葉・埼玉などの各地で25度を超え、越谷で25.7度(同日全国2位)、我孫子でも25.4度(同7位)を記録しました(第1位は父島の26.2度)。
妙典の江戸川スーパー堤防上にあるサクラ並木は、市川市の市制施行70周年記念事業の一環として11月に植樹されたばかり。市の呼びかけに応じた市民(さくらオーナー)と財団法人市川市緑の基金が参加するかたちで、今後の育成管理をすすめることになっています(市・緑の推進課)。
植樹されたのはカワヅザクラの苗木で、潮風にも比較的強く育成しやすいといいます。順調に根づけば、3年後の2007年ごろにはすべての幹でまんべんなく開花するだろうと、関係者は期待しています。
参考:
財団法人日本気象協会のホームページ
市川市建設局水と緑の部のホームページ
「市内の桜つなぐ並木計画」(『市川よみうり』2004年8月20日号より)
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