(2004年1月12日)
成田山・新勝寺の大本堂東回廊から臨む初日の出 (成田山のホームページより) |
2004年の正月三が日は、全国的に冬型の気圧配置がつづき、関東地方では青空がひろがるおだやかな天気となりました。
千葉県でも、元日から初日の出が臨める好天で、例年多くのひとが初詣でにおとずれる成田山・新勝寺は、ことしも260万人の人出を記録。
妙典では、こちらも地元で人気のある妙好寺と徳願寺が初詣での参拝者でにぎわっていました。
気象庁によると、千葉の最高気温は1日が12.3度、2日が14.7度、3日が12.9度と連日12度を上まわり、例年の平均気温を3度以上超えるあたたかい陽気となりました。好天は6日までつづいたものの、7日からは朝晩の冷えこみがきびしくなっています。
一方、警察庁は、正月三が日に雑踏警備を実施した全国の著名な神社・仏閣などの人出を発表。ことし初詣でにおとずれたひとは8889万人で、昨年より261万人多く、1974(昭和49)年以降では最高の人出となりました。都道府県警では、「天候に恵まれたため人出が増加した」と分析しています。
初詣でに50万人以上の人出があった神社・仏閣は全国で33か所あり、明治神宮(東京都)の290万人がトップ。以下、成田山・新勝寺(千葉県)260万人、川崎大師(神奈川県)255万人とつづき、この順位は過去5年間変わっていません。千葉県では、このほか千葉神社が64万人で第18位にランクされています。
妙典周辺では、妙好寺(日蓮宗・妙栄山、妙典1丁目)が大晦日から御神酒と甘酒をふるまい、また徳願時(浄土宗・海厳山、本行徳)が除夜の鐘をつけることから、初詣でに人気があるようです。
また、行徳地区では唯一神官が常駐する日枝神社(相之川1丁目)も、地元の参拝者があつまりにぎわっていたそうです(『行徳雑学館』のレポート「2004年 謹賀新年」より)。