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七中校舎建て替え、隣接する公共ゾーンも整備

(2003年9月15日)

七中に隣接して整備される公会堂の完成予想図
図版提供: 市川市教育委員会・教育施設課/ガーデナヴィル市川妙典自治会

8月24日(日)、市川市初のPFI事業として取りくみ9月1日に本体工事に着工する、第七中学校校舎建て替え事業に関する説明会が、行徳公民館で開催されました。

当日は、千葉・市川市長から、行政改革、行徳地域の課題、七中建て替えおよび周辺整備事業などへの取りくみについて説明。来年8月31日完成をめざす七中新設A棟のほか、隣接して整備される公会堂やデイサービスセンター、保育所などの「公共ゾーン」の概要も明らかにされました。

小学校の教室不足も
対策を検討中との質疑応答

七中の建て替えおよび公共ゾーンの整備のほか、行徳地区で進行しているおもな市の事業には、妙典中・妙典小・新井小の生徒増加にともなう教室不足の解消、石垣場・東浜地区の産業廃棄物問題の解決、さらに三番瀬と塩浜の再整備があります。

また、今年度からすすめる事業として、旧江戸川常夜灯周辺地域のスーパー堤防モデル地区事業、徳願寺を中心とする地域の景観モデル地区事業、行徳地区の公園・緑地の再整備をめざす緑のリニューアル計画、さらに周辺緑地の観察会を実施する近郊緑地事業などもあります。

市川市では、行徳地区がかかえる地域課題の解決に向けて「行徳会議」を開催し、ことし4月18日の第1回会合以降、7月まで毎月1回の会議をかさねてきました。“豊かな水辺のまち行徳の復活”を目標とする一連の事業計画が、くらしやすいまちづくりにつながることが期待されます。

なお、説明会の質疑応答では、妙典小学校の校舎増築にも言及されました。生徒増加にともなう教室不足が課題となっている妙典中・妙典小・新井小については、学区見なおしと校舎の新築・増築などの対策が検討されているとのこと。ただし、妙典小の地下には給水場の貯水槽があるため鉄筋コンクリートなどの建築は不可能で、増築するばあいはプレハブなどの簡易建築物となりそうです。


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