【トピックス】

第4回江戸川・水フェスタ in いちかわ
Eボートで「花クラブみょうでん」3位入賞

(2003年7月)

7月19日(土)、河川敷が整備された市川南4丁目緊急用船着場周辺で、第4回「江戸川・水フェスタ in いちかわ」が開催されました。昨年は台風6号による江戸川の増水で残念ながら中止。ことしは幸いお天気にめぐまれ、午前9時から午後3時までのいちにち、ボートレースや手づくりイカダ競争のほか、さまざまなアトラクションに、多くの参加者の歓声があがりました。

江戸川の自然に親しみ市民の交流を深める「Eボート」

イベントの主催は、趣旨に賛同する地元企業・団体による「江戸川・水フェスタ in いちかわ実行委員会」。1998(平成10)年から、江戸川クリーンアップ事業と併せて「江戸川いい(E)ボート大会」が開催され、2000年からは市川市の全面的な支援を受けて、イカダ競争などをふくめた「江戸川・水フェスタ in いちかわ」に発展してきました。

「E(イー)ボート」とは、こどもから高齢者まで気軽にたのしめる、10人乗りの組みたて式手こぎボート。材料にペットボトルなどのプラスチック廃材を利用し、環境(Environment)、交流(Exchange)、生態(Ecology)、教育(Education)それに地球(Earth)のいつつの意味をこめたことから、その頭文字をとってEボートと名づけられたそうです。主催者によると、「Eボート対抗レース」は、「ボートのたのしさのなかから江戸川の自然に慣れ親しんでいくことを目的とし、地域住民のさらなる交流の場として開催していくもの」とのこと。ことしは19チームが参加して予選と決勝がくりひろげられました。

今回は、6回目となる「Eボート対抗レース」に加えて、第4回「ICHIKAWA's CUP 手作りイカダ競争」も併催。「江戸川に親しんでもらうと同時に普段見ることのできない江戸川からの街並みをたのしんでもらい、あそびのなかから新たな発見を見出してもらう」と、その狙いが語られています。手づくりイカダ競争では、スピードを競うだけでなく、エコ・アピール度やデザインのユーモア度による特別賞も用意され、たのしさのなかにもリサイクルと水環境に対する意識向上がはかられています。ことしは、12チームが工夫をこらしたそれぞれのイカダを披露しました。

妙典から「花クラブみょうでん」がEボート対抗レースに参加

Eボート対抗レースには、地元・妙典からの参加チームもあります。「花クラブみょうでん」は、市川市・公園緑地課が管轄するボランティア団体「いちかわガーデニングクラブ」に所属するガーデニングサークルで、近隣の住民が集まって妙典公園の花壇を管理しています。「花クラブ」は、おととしのEボート対抗レースに初参加。今回は「レースまえのビールを控えて優勝を狙おう!?」との作戦が功を奏してか、決勝戦まで勝ちのこり、第3位に入賞しました。

また、レースに参加しなくても、会場でさまざまなアトラクションが開催されるので、家族づれでたのしめるのがこのイベントの特長といえます。ことしも、うなぎ・どじょうつかみどり、たこ揚げ、ストラックアウト、ペタンク、グラウンドゴルフ、キッズボート、ジェットボート乗船会、救命講習会など多彩なコーナーが開設されました。

「江戸川・水フェスタ in いちかわ」は、来年も開催が予定されています。問いあわせは、市川市・水と緑の計画課(電話334-1111)まで。

参考: 「第4回江戸川・水フェスタ in いちかわ」のホームページ

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