(2003年4月25日)
JR船橋駅まえで建設がすすめられていた南口再開発ビル「Face」(フェイス)が完成し、ビル内の諸施設がこの4月から順次オープンしています。フェイスには、商業施設のほか、「パスポートセンター」をはじめとする公共施設も開設。また、これまで不便だった京成船橋駅への乗りかえも、2階の歩行者用通路でスムーズに行き来できるようになりました。
フェイスは、JR船橋駅と京成船橋駅の間約3.5ヘクタールを整備する再開発事業の中核として、2000年から建設がすすめられてきました。ビルの名称は公募で選ばれ、「船橋(F)のエース(ace)」「船橋の顔(フェイス)」「フェイス・トゥ・フェイス」の意味がこめられているといいます。文字どおり、この4月に中核市となった船橋市のあたらしい“顔”といえます。
地上14階・地下3階の建物内は、「さくらや」をはじめとする店舗・飲食店・銀行が入る商業ゾーン(地下1階から4階)と、船橋市や国・県の公共施設が開設される公共公益ゾーン(5階と6階)、企業の事務所などが入る業務ゾーン(7階から14階)に分かれます。また、地下2階と3階には、186台収容の駐車場も併設されました。
7階に開設される公共施設には、パスポートセンター(千葉県中央旅券事務所・葛南分室)のほか、献血ルーム(千葉県赤十字献血センター)、年金相談センター(船橋社会保険事務所)、三番瀬サテライトオフィスがあります。パスポートの交付専用窓口であるパスポートセンターは、4月21日にオープン。これにより、中央旅券事務所(千葉市)または東葛飾旅券事務所(松戸市)で申請し、船橋で受領できるようになりました。
中央・東葛飾の各旅券事務所は、4月20日から日曜日でもパスポートが受けとれるようになり、今回開設された葛南分室も、27日から日曜交付がはじまります。葛南分室ではパスポート申請はできないものの、旅券申請は旅行会社などによる代理が可能。受けとりは本人以外認められていないため、妙典周辺から出向く際にはすこし便利になりそうです。
参考: 船橋を考察するサイト「Funabashian Mar's Project」
船橋・習志野・千葉情報検索サイト「い〜わネット」