(2003年4月11日)
妙典公園の敷地内で建設工事がすすんでいた新設保育園が竣工し、28番目の市立「妙典保育園」としてこの4月に開園しました。妙典保育園は複合施設で、「いちかわファミリー・サポート・センター」妙典支部と「妙典子育て支援センター」も園内に併設されています。
あたらしい保育園が建設されたのは、妙典公園の一画を占める東西線の線路わき(妙典6丁目)。開園にさき立ち、3月30日(日)には、新園舎に千葉・市川市長ほか関係者を招いて開園式が挙行されました。園舎は2階建てで、定員は0歳児から5歳までの計70人となっています。
妙典をふくむ行徳地区では、近年の人口増加にともなう保育園の待機児童解消が市政上の課題となっています。昨年度も、湊新田保育園の新設(定員60人)と塩焼保育園の増築(定員30人増)のほか、南行徳小学校の余裕教室を保育園分園として活用するなど、定員枠の拡大がはかられています。これまで保育園がなかった妙典地区での保育園新設は朗報といえますが、これでもまだ十分とはいえないのが現状です。
妙典保育園の管理運営は、社会福祉法人「杉の木会」に委託されています。公設民営としては、湊新田保育園についで2番目の開設となりました。園舎1階には、保育園と一体となって運営される「妙典子育て支援センター」が併設され、また2階には、「いちかわファミリー・サポート・センター」の妙典支部が新設されました。詳細は市・子育て支援課まで(電話334-1111大代表)。