(2002年12月13日)
撮影: 八木弘美/ガーデナヴィル市川妙典自治会 |
12月8日(日)、地元ボランティアによる妙典公園美化運動が実施されました。恒例となった公園周辺のゴミ拾いと壁のらくがき消しに加え、今回は作業終了時に合わせてトン汁を用意。例年の1月並みの冷えこみとなった寒空のもと、参加者には絶好のねぎらいとなりました。
妙典公園美化運動は、公園に隣接するマンション自治会のガーデナヴィル市川妙典自治会が、市川市とボランティア団体「八つ手グループ」の協力を得て、3か月にいちど呼びかけているもので、これまでに7回実施されています。はじめは公園周辺のゴミ拾いだけでしたが、壁のらくがきが目にあまるため、6月にらくがき消しを開始しました。
今回は、ことし4回目となるらくがき消しをゴミ拾いと平行して実施し、参加者へのささやかなお礼の気もちをこめて「トン汁の会」も企画したそうです。ガーデナ自治会によれば、来年3月予定の次回美化運動でらくがく消しの作業をもういちどおこない、これをもって当面のひと区切りとしたいとのこと。
これまでのらくがき消しは、コンクリート表面をグラインダーで削り落とすという方法をとっています。ガーデナ自治会では、事前検討の結果、グラフィティ剥離剤とグラインダーのふたつの手法にしぼって実験することを決定。この4月、関係者立ちあいのもと実際にらくがきを消してみたところ、すくなくとも現状では、コンクリート表面に浮いたモルタルを削る方が効率的との意見で一致したそうです。
市・公園緑地課は、12月8日の美化運動に立ちあうとともに、あたらしい薬剤によるらくがき消しの実験をおこないました。ちょうど市に対する剥離剤のセールスがあったため、今回の美化運動に合わせてデモンストレーションを依頼したとのこと。今後、デモを実施した業者から作業を委託したばあいの見積もりをとり、来年度の予算化を検討するそうで、予算獲得の実現が期待されます。