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市川市のゴミ収集、5分別から12分別に変更

(2002年10月4日)

写真はゴミ分別説明会で解説する市の職員
撮影: ガーデナヴィル市川妙典自治会

10月1日から市川市によるゴミ収集の分別方法が、これまでの5分別から12分別に変わりました。これに先だち、市では自治会・町内会などの要望に応じて「ゴミ分別説明会」を市内各地で開催[写真]。ゴミ出しは毎日の生活と密接にかかわる問題だけに、住民の関心は高いようです。

あらたしく増える分類は
プラスチック・紙パック・布類など

これまでの5分別は、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン・カン、有害ゴミ、それに大型ゴミでしたが、今後は「プラスチック製容器包装類」「紙パック」「布類」などが追加されます。また、自主的な資源回収にまかされてきた新聞、雑誌、ダンボールも、ゴミ収集ステーションで回収されることになりました。

ガーデナヴィル市川妙典(妙典6丁目)のマンション自治会では、市・環境清掃部リサイクル推進課(電話334-1111〜内線3612)の呼びかけに応えて職員の派遣を依頼し、9月14日に居住者を対象とする「ゴミ分別説明会」を開催しました。説明会では、これまでに市役所・公民館や新聞オリコミ、駅広報スタンドなどで配布してきた4種類のチラシやパンフレットをセットにして配布。パネルや写真を使った解説がわかりやすいと好評でした。ダンボールや洗濯バサミを駆使したお手製パネルには、さまざまな会場で説明会を開いてきた苦労のあとが見られます。

燃やすか、再利用か
判断基準は素材から目的へ

分別方法変更の要点は、「燃やすゴミ」(旧称燃えるゴミ)から資源物を分けてリサイクルにまわすことです。極論としては、ペットボトルや紙パック、古着などの資源ゴミを旧分類にしたがって燃やすゴミと判断することもでき、新分類の趣旨には反しますがこれまでと変わらないゴミ出しをつづけることも可能です。

大事なことは、燃える・燃えないという素材から判断してゴミを分類することではなく、燃やすゴミをできるだけ少なくして資源回収に協力する姿勢といえるでしょう。

今回の分別方法変更とあわせて、燃やすゴミの収集時間も変わりました。収集開始時間が午前7時から8時へ1時間遅れとなり、これですべてのゴミ収集時間が午前8時からに統一されます。これは、市としてはゴミの朝出しを指定しているものの、アンケートの結果「朝7時まで」は早すぎるという声が多数あったためだそうです。

参考: 市川市環境清掃部からのおしらせ


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